冊子　『倉庫につむじ風』第一号　Booklet vol.1

チェルシエ倉庫のオリジナル冊子、『倉庫につむじ風』第一号。
抹茶色にひつじの表紙がかわいいでしょ。
 
倉庫管理人の文筆活動の一環で、コロナ自粛期に製作したものです。
服飾系職人にとどまらない、旅行者としての側面もうかがい知れると思います。
 
 
2020年初版発行
 
 
【冊子の内容について】
文・絵・構成・装丁を倉庫の運営者が一人でおこなっています。
 
A5判、本文52ページ 。
表紙カラー、中は白黒です。
持ち歩きにも手軽なサイズ。基本縦書き。
服飾系の読み物、DIYコーナー、その他読み物の３部構成になっています。
 
第1号の本文： 
 
【構成１：服飾よみもの】
 
「わたしに似合う服」選びの今昔―70年前のスタイルブックから骨格診断まで 
舞台は戦後日本。
「自分に似合う洋服選び」の難しさとどう向き合ってきたかを、ファッション誌２冊＋洋裁本１冊の分析を通して分析します。
パーソナルカラー診断や骨格診断についての議論も。
「自分ににあう服って何だろう」を考えるきっかけや何かの一助になれば嬉しいです。
 
【構成２：DIYコーナー：つくってみようお召しもの】
服の作り方を紹介しています。ふんどしとモンペ。
 
①ふんどし２種 
越中ふんどしともっこふんどしがお好きなサイズで作れます。
 
②おしゃれモンペ 
フリーサイズのゆったりパンツが作れます。
ここでは主に浴衣地など反物を使った作り方を中心に説明していますが、反物以外の布でも作れます。
モンペとよんだものの、すっきりしたシルエットで外出着にもなる優れもの。
ウクライナの伝統的なパンツの作り方を参考にアレンジしました。
 
※いずれも型紙はつきません。
裁断方法・寸法と縫い方を絵と文で説明
 
 
【構成３：旅の記録とその他よみもの】
①（報告）サハリンふんどしプロジェクト：
2018年夏にサハリンで敢行した倉庫的ふんどしプロジェクトの記録
 
②（旅行記）安宿の怪：
サハリンで泊まった宿で起きた、まことに印象的な出来事の記録
 
③（旅行メモ）サハリン旅の日記から：
旅行中に気づいたことのメモ。イラスト入り
 
④（書評）サハリンを知る読書：
サハリン関連の本７冊の書評。選書と評価は偏っています。
 
⑤（脱線書評）小説『熱源』をどう読むか：
サハリンが舞台の直木賞受賞作品『熱源』を批評しました。
 
⑥（コラム）海外女一人旅は「危ない」か（前編・後編）：
よく聞かれるので、私なりの意見をまとめコラムとしました。
 
 
 
※「正誤表」を挟み込んでいます。
今後さらに追加項目がある場合は、当サイト上でお知らせします。
 
 
【その他・おススメポイント】
旅行記がすこぶる人気です。
著者の簡易プロフィールを載せています。こいつ何者？と思われそうなので、謎の解決の一助にと・・・